40代男性会社員、肩鎖関節脱臼にて後遺障害12級13号に認定、570万円を獲得
[事例98]

ご依頼者様
40代男性
(会社員)
保険会社の提示額
ご依頼後
300
万円
570
万円
270
万
円
円
増額!
賠償金 | 300万円→570万円270万円増額 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級12級 |
症状 | 右肩鎖関節脱臼 |
受傷部位 | 上肢 |
治療期間/受任時の治療状況 | 1年3ヵ月/治療終了 |
争点 | 示談金増額、弁護士費用特約、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 過失割合10% |
事故発生状況
Aさんが自転車で道路左側の歩道を走行中、対向方向から道路外に出ようとして右折してきた車にはねられたという事故です。
ご相談いただいた背景
Aさんは保険会社から賠償金の提示が出ているが、その金額が妥当かどうか、増額できるのであれば増額したいとのご希望でご相談に来られました。
結果
当初保険会社提示金額は300万円でしたが、弁護士が交渉した結果、270万円の増額となり、最終的に570万円の示談金で解決することができました。
解決のポイント
~後遺障害12級13号、逸失利益、裁判例~
Aさんは既に後遺障害12級13号に認定されていましたが、傷病名が、鎖関節脱臼であって、痛みや違和感がそれほど残っていないことから、当初提示では逸失利益が5%5年であるなど、相当低額の提示でした。
そこで当事務所の弁護士が、相手保険会社と交渉を開始するにあたり、過去の裁判例を調査し、Aさんの事例に近いものを集めました。そのうえで裁判例を適宜指摘しながら交渉を続けました。
~後遺傷害慰謝料、後遺障害逸失利益~
そうしたところ、相手方保険会社から、最終的に逸失利益の部分が12級後遺障害慰謝料と同じ290万円との提示が得られたこともあり、Aさんとしては納得できる金額であるということになり、示談に至ることができました。その結果、賠償金を300万円から570万円とほぼ2倍にまで引き上げることに成功しました。
本件では、後遺障害逸失利益について、こちらに不利に判断される要素もありましたが、事前に裁判例を調べることによって、有利な結果を導き出すことができた案件だったと思います。