30代自営業・男性 関節可動域制限で後遺障害12級 示談金約810万円を獲得した事例
[事例58]
ご依頼者様
30代男性
(その他)
保険会社の提示額
ご依頼後
120
万円
820
万円
700
万
円
円
増額!
賠償金 | 120万円→820万円700万円増額 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級12級 |
症状 | 左橈骨橈遠位端骨折、左尺骨茎上突起骨折 |
受傷部位 | 上肢 |
治療期間/受任時の治療状況 | 1年5か月/治療終了 |
争点 | 示談金増額、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 過失割合30% |
事故発生状況
Aさんがバイクで交差点を直進中、歩行者が赤信号で横断したため、Aさんの運転するバイクと接触しました。その結果、Aさんは、左手首骨折の重傷を負いました。
ご相談いただいた背景
相手損保から損害賠償額の提示がありましたが、Aさんは相手損保からの提示金額が低すぎるのではないかと感じ当事務所へご相談にいらっしゃいました。
結果
当初の保険会社からの提示金額120万円に対し、その7倍程度となる約810万円の示談金額で解決することができました。
解決のポイント
~逸失利益、後遺障害~
依頼者は、事故当時は仕事見習いのような立場で家業の手伝いをしており、収入が低額でした。そのため、当初相手損保会社が提示してきた後遺障害の逸失利益(障害を負ったことにより、将来的に得られなくなった収入)の金額は、非常に低額でした。
しかし、依頼者は将来的に家業を継ぐ立場であり、のちのち会社代表者としてかなりの収入を得ることが想定できました。そこで本件事故に遭わなければ将来的には家業を継ぎ、相当の収入を得ていたはずであるにもかかわらず、本件事故による後遺障害によって、家業を継ぐことが困難となってしまったという事情を主張しました。
~賃金センサス、基礎収入~
また、逸失利益の算定にあたっては、現在の収入ではなく、賃金センサスを基礎収入とすべきであると主張して交渉をしました。交渉はかなり難航し、1年半近くという長期間に渡りましたが、最終的には当方の主張金額にかなり近づいた金額で交渉がまとまりました。
本件では、当初の提示金額の7倍ほどの増額となりました。これはひとえに、弁護士に依頼していただいたゆえの結果であったと感じます。