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千葉県は、全国でも有数の交通事故死者数が多い都道府県の一つです。下記のデータをご覧ください。

（出典：千葉県警察による「交通事故発生状況（平成28年）」より（平成29年12月12日時点））

■交通事故による死者数が多い都道府県（平成28年中）

	都道府県	平成28年中
1位	愛知県	212人
2位	千葉県	185人
3位	大阪府	161人
4位	東京都	159人
5位	北海道	158人
6位	兵庫県	152人
7位	埼玉県	151人
8位	茨城県	150人
9位	福岡県	143人
10位	神奈川県	140人

平成28年中での交通事故死者数に関する統計データによると、千葉県は第2位という結果でした。この数値からもお分かりいただけるように、千葉県は非常に交通事故死者数が多いエリアであると言えます。

ここでは、千葉県内で発生した交通事故状況について、さまざまなデータをもとに、ご説明していきたいと思います。

是非とも、これらの統計データをご参考に、「以外にも交通事故は身近で起きている」という現実を再認識していただけたらと思います。

（出典：千葉県警察による「交通事故発生状況（平成28年）」より（平成29年12月12日時点））

■千葉県内の交通事故発生状況（平成28年中）

	発生件数	死者数	負傷者数
平成28年	18,022件	185人 （182件）	22,396人
平成27年	18,650件	180人 （177件）	23,262人
前年比	－628件	＋5人 （＋5件）	－866人

平成28年中における千葉県内の交通事故発生件数は、計18,022件でした。ちなみに、平成27年中では18,650件でしたので、628件の減少という結果でした。

また、負傷者数も前年に比して866人の減少という結果でした。ただ一方で、死者数は前年よりも5人増加しております。

■千葉県内の年齢層別・交通死亡事故死者数（平成28年中）

	平成28年
子供	3人
高校生	2人
16～24歳 （高校生を除く）	19人
25～29歳	4人
30歳代	12人
40歳代	12人
50歳代	21人
60～64歳代	13人
高齢者	99人
合計	185人

平成28年において発生した交通事故について、年齢層別の死者数データを見ると、圧倒的に高齢者世代の死者数（計99人）が多い結果となっています。高齢者世代だけで全体の53.5％を占めます。

次いで多かったのは、50歳代の計21人、その次は16～24歳（高校生を除く）の計19人という結果でした。

■千葉県内の状態別・交通死亡事故死者数（平成28年中）

	平成28年	前年比
歩行中	73人	－5人
自転車乗車中	25人	－3人
二輪乗車中	38人	＋13人
四輪乗車中	49人	±0人
その他	0人	±0人
計	185人	＋5人

平成28年における交通事故死者数が最も多かった事故状態は、歩行中によるものでした（計73人）。次いで多かったのは、四輪乗車中の計49人という結果でした。

■千葉県内の時間帯別・交通死亡事故発生件数（平成28年中）

	平成28年
0時	5件
1時	6件
2時	5件
3時	5件
4時	8件
5時	9件
6時	8件
7時	6件
8時	7件
9時	9件
10時	14件
11時	7件
12時	6件
13時	9件
14時	8件
15時	7件
16時	8件
17時	8件
18時	13件
19時	8件
20時	10件
21時	5件
22時	6件
23時	5件

平成28年における交通死亡事故発生件数について、最も多かった時間帯は、10時台の計14件でした。次いで多かったのは、18時台の計13件でした。午前中、および夕方に交通死亡事故が多発しているという結果でした。

■千葉県内の違反別・交通死亡事故発生件数（平成28年中）

	平成28年	構成比率
前方不注意	54件	29.7％
運転操作	32件	17.6％
安全不確認	31件	17.0％
動静不注視	12件	6.6％
信号無視	12件	6.6％
速度超過	8件	4.4％
優先通行妨害	8件	4.4％
歩行者妨害	7件	3.8％
通行区分	5件	2.7％
その他	13件	7.1％

平成28年中の交通事故発生原因となった交通違反ですが、一番多かったのは「前方不注意」による事故でした。件数は54件、全体の約3割（29.7％）を占めています。

次いで多かった交通違反は、「運転操作」の計32件、「安全不確認」の計31件という結果でした。

■千葉県内の事故類型別・交通死亡事故発生件数（平成28年中）

	平成28年	構成比率
車両相互	73件	40.1％
車両対人	72件	39.6％
車両単独	35件	19.2％
列車	2件	1.1％

平成28年に発生した交通事故において、最も多かった事故類型は「車両相互」の計73件でした。ただ、次に多かった「車両対人」も計72件であり、両者の発生件数はほぼ同数でした。

■千葉県内の市町村別・交通事故死者数（平成28年中）

【参考リンク】
http://www.police.pref.chiba.jp/kotsusomuka/traffic-safety_accident_03.html

平成28年中で、千葉県内における交通事故死者数が最も多かったエリアは、千葉市の計24人でした。次いで多かったのは、船橋市（計12人）・松戸市（計12人）・市原市（計12人）という結果でした。

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