40代男性会社員、過失相殺されるも後遺障害11級獲得で700万円超の賠償金獲得
[事例121]
ご依頼者様
40代男性
(会社員)
保険会社の提示額
ご依頼後
※保険会社から
提示される前の
ご依頼
提示される前の
ご依頼
710
万円
710
万
円
円
獲得!
賠償金 | 提示前→710万円710万円獲得 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級11級 |
症状 | 重傷頭部外傷 |
受傷部位 | 頭部(脳) |
治療期間/受任時の治療状況 | 約10か月間/治療中 |
争点 | 後遺障害等級認定、過失割合、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 10% |
事故発生状況
Aさんは雨の中を歩いていましたが、歩道に水たまりがあったのでこれをよけようと車道に出たところ、後ろから来たバイクにはねられてしまったという事故です。
ご相談いただいた背景
Aさん自身は意識がなく入院しましたが、目が覚めてからも脳に異常がある兆候があったことから、Aさんの奥さんが以降の手続きを弁護士に任せたいとのことでご相談に来られました。
結果
後遺症併合11級を獲得することができ、慰謝料・後遺症慰謝料・過失割合においてこちらの主張を全面的に認めさせることができました。
解決のポイント
受任後、Aさんの症状は劇的に回復し、日常生活にほぼ支障がないくらいになりましたが、やや難聴が残ってしまいました。この点について後遺症申請を行い、併合11級を獲得することができました。
しかし、実際のところはほぼ生活や仕事に支障がないことから、訴訟などになった場合には逸失利益は大きく争いになることが予想されました。そこで、この点については保険会社の主張をのみ、12級と同等の逸失利益とすることで、その他の主張はすべてこちらの主張を認めさせるという方針にし、これが成功しました。
特に過失割合についてはAさん自身の記憶もほぼなく、車道に出た理由があいまいであった中、過失を保険会社主張25%であったところ、10%まで低下させ認めさせることができたのは大きな成果であったと思います。