後遺障害12級。低額な相手保険会社提示額から600万円弱引き上げた。
[事例46]
ご依頼者様
30代女性
(会社員)
保険会社の提示額
ご依頼後
460
万円
1,050
万円
590
万
円
円
増額!
賠償金 | 460万円→1,050万円590万円増額 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級12級 |
症状 | 頚椎捻挫、右足関節剥離骨折、 右距骨背内側骨折骨軟骨骨折、右距骨壊死 |
受傷部位 | 下肢 |
治療期間/受任時の治療状況 | 1年/治療中 |
争点 | 示談金増額、過失割合、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 過失割合20%→5% |
事故発生状況
Aさんは、タクシーに乗客として後部座席に乗車中、そのタクシーが事故を起こし、Aさんが受傷したというものです。Aさんは、かかとの壊死などのケガを負いました。
ご相談いただいた背景
Aさんは、相手保険会社から賠償金の提示があったところ、その内容で問題ないかの確認のため、ご相談にいらっしゃいました。その提示額は、裁判基準よりかなり低い金額であり、弁護士介入により増額が見込めることからご依頼いただきました。
結果
460万円ほどの提示額から、1000万円超の賠償金が獲得できました。過失割合についても、当初の相手保険会社の主張である20%から5%に引き下げることに成功しました。
解決のポイント
~逸失履歴、後遺障害慰謝料、裁判基準、過失割合~
当事務所介入前に相手保険会社から提示されていた金額は、とても低い額でした。逸失利益の年数は、5年に制限されており、後遺障害慰謝料については、裁判基準の3分の1程度でした。また、過失割合についても、タクシーの乗客として後部座席に乗っていたAさんの過失を20%とし、到底納得できない提示内容でした。
~過失割合、判例、無過失、訴訟~
過失割合については、判例を調査し、根拠を示し、説得的な主張の下、5%まで引き下げることができました。本来であれば、無過失まで下げたかったところですが、訴訟まではAさんが求めていなかったことを踏まえ、示談交渉でできるかぎり引き下げました。
逸失利益の年数についても、Aさんの仕事への影響などを主張した結果、延ばすことに成功しました。