当初30万円ほどだった賠償金提示が、弁護士介入後、210万円に増額された
[事例74]
ご依頼者様
50代女性
(会社員)
保険会社の提示額
ご依頼後
30
万円
210
万円
180
万
円
円
増額!
賠償金 | 30万円→210万円180万円増額 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級14級 |
症状 | 左大腿骨頚部骨折、左橈骨遠位端骨折 |
受傷部位 | 下肢 |
治療期間/受任時の治療状況 | 1年6ヵ月/治療中 |
争点 | 後遺障害等級認定、労災、弁護士費用特約、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 過失割合10% |
事故発生状況
Aさんは、センターラインのない道路において、相手方の車が道路中央を超えて依頼者の車に正面衝突した事故で、Aさんは左大腿骨骨折などの重傷を負いました。
ご相談いただいた背景
Aさんは、相手保険会社との交渉や、提示された慰謝料の妥当性に疑問を感じ相談をしようと思ったとのことでした。
結果
相手保険会社から治療を打ち切られ、賠償金の提示が30万円程であったところ、弁護士介入後、後遺障害14級に認定され、210万円の賠償金を獲得することができました。
解決のポイント
~後遺障害、労災、傷害慰謝料~
弁護士相談時、すでに保険会社から賠償金の提示が出ていたのですが、当初提示金額が30万円とかなり低く、相当性に疑問を覚えました。また、後遺障害の可能性が高そうなのに治療を打ち切られていたという事情から、まずは労災を利用して治療を継続してもらうことになりました。解決まで比較的長期間かかりましたが、当事務所にて後遺障害認定を得たうえで、相手保険会社と交渉をしました。労災を利用することによって、見た目の獲得金額自体はかなり少なくなっています。ただ、依頼者様の得た金額には労災からの特別支給金もあるので、通常の14級よりも多くなっていると思われます。
もっとも、弁護士介入後の提示もかなり低かったのですが、粘り強く交渉を継続することで、休損満額および赤い本の不定期基準を超える傷害慰謝料にて示談することができました。