被害者側の過失を主張する相手に、被害者:加害者=0:10で解決
[事例208]
ご依頼者様
40代男性
(その他)
保険会社の提示額
ご依頼後
※保険会社から
提示される前の
ご依頼
提示される前の
ご依頼
370
万円
370
万
円
円
獲得!
賠償金 | 提示前→370万円370万円獲得 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級14級 |
症状 | 頚椎捻挫、腰椎捻挫等 |
受傷部位 | むち打ち |
治療期間/受任時の治療状況 | 約8か月間/治療中 |
争点 | 示談金増額、過失割合、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 無し |
事故発生状況
Aさんはが、夫が運転するバイクに同乗中、停車していた車とすれ違う直前、同車のドアが突然ひらき接触・転倒したという事故。
ご相談いただいた背景
事故により怪我をして治療中(主症状はむち打ち)、相手方保険会社から、「そろそろ治療を打ち切りたい」との打診を受けるなどして、困ったということで相談いただきました。なお、過失割合については、1:9(被害者:加害者)を主張されていました。
結果
相手方の「被害者側の過失」の主張を封じ、0:10(被害者:加害者)で解決することができた。
解決のポイント
事故の内容からは、加害者の過失が9、被害者側(相談者と夫)の過失は1と見込まれる事案でした。
しかし、これはより正確にいうと、加害者:9、夫:1、相談者0です(相談者は運転していないので過失なし)。
つまり相談者は、加害者との関係では無過失なので、加害者には損害全部を請求できます。
ただ、加害者は、損害全部を支払ったら、そのうち1割は夫に求償できてしまうので、結局、最終的には、加害者:9、被害者側1との解決になってしまいます。
ところで、実はこのとき、夫の自賠責を使うことで、夫に求償されるはずの1割については補填可能です。
本件では、実際に自賠責を使うことで加害者への補填を行い、「被害者側の過失」の主張を封じ、0:10(被害者:加害者)で解決することができました。