10代男性学生、当初損保提示より100万円増額して示談解決となった事例
[事例112]
ご依頼者様
10代男性
(学生)
保険会社の提示額
ご依頼後
230
万円
330
万円
100
万
円
円
増額!
賠償金 | 230万円→330万円100万円増額 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級12級 |
症状 | 左鎖骨骨折、左肩打撲、頭部外傷 |
受傷部位 | 頭部(脳)、上肢、背骨・体幹骨 |
治療期間/受任時の治療状況 | 6ヶ月/治療終了 |
争点 | 示談金増額、過失割合、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 10% |
事故発生状況
Aさんが横断歩道を自転車にて走行時、交差点を左折してきた加害車両に巻き込まれて転倒した事故です。
ご相談いただいた背景
Aさんは、相手損保からの提示金額が妥当かを相談したいとのことでご来所されました。
結果
増額交渉により当初損保提示額230万円から100万円増額となった330万円で示談解決とすることができました。
解決のポイント
本件は鎖骨骨折であったことから、治療期間の割には通院日数が少ない案件でした。またAさんは鎖骨の変形障害として、後遺障害12級に認定はされていました。
本件の争点は3点であり、①治療期間を長期かつ不定期として実日数の3.5倍とするのか、②後遺症について逸失利益があるのか、③過失割合の3点が争点となりました。
2点目については、実際に本人に痛み等はなく、鎖骨変形のみ後遺障害に認定されていたことから、訴訟等になっても逸失利益等の請求は困難であろうと考え、1点目につい当職の主張をある程度認めさせること(総治療期間に相当する弁護士基準の慰謝料額の7割強)、また3点目の争点である過失割合を当方の主張通り(相手方15%主張、当職10%主張)として総合的に解決する方向に導くことができました。
結果として当初損保提示額を100万円程度増額させた330万円で示談解決とすることができました。