50代会社員男性、後遺障害併合12級に認定され、賠償金610万円を獲得した事例
提示される前の
ご依頼
円
賠償金 | 提示前→610万円610万円獲得 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級12級 |
症状 | 右橈骨遠位端骨折、左肋骨骨折、肺挫傷、左上肢挫傷 |
受傷部位 | 上肢、下肢、胸腹部臓器 |
治療期間/受任時の治療状況 | 3か月/治療中 |
争点 | 後遺障害等級認定、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 過失割合15% |
事故発生状況
Aさんが原付バイクで片側1車線道路の直線部分を走行していたところ、道路左側に一時停止規制がある道路から、一時停止していた車両が突然飛び出してきて衝突したもの。
ご相談いただいた背景
Aさんがご相談に来られたのは、過失割合に納得できないということと、治療の打ち切りの話はまだ出ていないが、保険会社よりいつ頃まで治療するかを病院の先生に確認するように言われている。病院の先生も「まだ症状固定ではなく治療が必要」と言っていたが、どうしたら良いか分からなかったため、当事務所へご相談にいらっしゃいました。
結果
過失割合については、刑事記録を取得して事故状況を精査しましたが、Aさんの過失は否定できず、過失割合は15対85になりました。「刑事記録を取得して調べたものの、とうしても過失が発生してしまう」という点をAさんに説明し、納得していただけました。
一方、治療は受任後、2か月間ほど継続することができました。そして、後遺障害請求を出したところ、併合12級を獲得することに成功しました。
解決のポイント
~後遺障害等級、後遺障害診断書、後遺障害併合12級~
Aさんから話をお伺いしたところ、いまだに強い痛みが残っているとのことでしたので、まずは後遺障害等級の獲得に注力することにしました。後遺障害診断書を記載していただく際に、Aさんを通して医師に後遺障害診断書の記載内容のポイントについてお願いをしたうえで、後遺障害診断書を記載してもらいました。その後、出来上がった後遺障害診断書を基に後遺障害申請を行なったところ、無地に後遺障害併合12級に認定されました。
~裁判基準、傷害慰謝料、後遺傷害慰謝料、後遺障害逸失利益、労働能力喪失期間~
その後の交渉では、認定された後遺障害等級を前提に請求を行ない、裁判基準を基に傷害慰謝料、および後遺障害慰謝料の増額、後遺障害逸失利益の労働力喪失期間を10年として示談解決することができました。
過失割合については、刑事記録を取得したうえで、過失割合の調査を行ないましたが、Aさんの過失が否定できないことがわかったため、その点をAさんに説明させていただき、納得していただくことができました。