子供の右大腿骨骨折後偽関節で後遺障害併合8級 示談金約3530万円を獲得
[事例59]
ご依頼者様
10代男性
(学生)
保険会社の提示額
ご依頼後
※保険会社から
提示される前の
ご依頼
提示される前の
ご依頼
3,530
万円
3,530
万
円
円
獲得!
賠償金 | 提示前→3,530万円3,530万円獲得 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級8級 |
症状 | 右大腿骨骨折後偽関節 |
受傷部位 | 下肢 |
治療期間/受任時の治療状況 | 9年/治療中 |
争点 | 後遺障害等級認定、過失割合、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 過失割合40%→30% |
事故発生状況
事故当時、児童であったAさんが片側1車線道路に飛び出してしまった際に、走行してきた自動車と衝突した事故です。
ご相談いただいた背景
ご相談時、Aさんは未成年でしたので、Aさんのご両親が相談にいらっしゃいました。9年間治療を続けており、納得のいく解決をしたいとのことでご依頼いただきました。
結果
受任後、適切な時期に症状固定として、後遺障害請求を行ないました。その結果、後遺障害併合8級に認定され、自賠責賠償金を含めて約3530万円の賠償金を受け取ることができました。
解決のポイント
~刑事記録、診療記録、過失割合、因果関係、後遺障害申請、併合8級~
依頼時点ですでに刑事記録が廃棄されており、事故状況が詳しく分からない部分もあり、また、診療記録も事故直後のものがない状況で、過失割合や因果関係について立証が困難となることが予想されました。
その中で、1000ページを超えるカルテや、9年分の治療記録を精査し、後遺障害申請したところ、併合8級の認定を受けることができました。また、過失割合についても、40:60から30:70まで下げることができました。
~後遺障害等級、損害賠償額の算出~
さらに、損害額についても、ほぼ満額で示談することができ、総額約3530万円で解決に至りました。治療に9年を要したものの、その後の交渉はスムーズかつ適切にできた案件だったと言えます。
弁護士へご依頼いただいたことで、適切な後遺障害等級の認定、過失割合の交渉、損害賠償額の算出が可能になった案件であったと思います。