異議申立により後遺障害非該当⇒14級へ。保険会社の素因減額の主張を排斥
[事例43]
ご依頼者様
30代女性
(会社員)
保険会社の提示額
ご依頼後
40
万円
240
万円
200
万
円
円
増額!
賠償金 | 40万円→240万円200万円増額 |
---|---|
後遺障害等級 | 後遺障害等級14級 |
症状 | 頚椎捻挫、右肋軟骨部挫傷、腰椎椎間板ヘルニア |
受傷部位 | むち打ち、背骨・体幹骨 |
治療期間/受任時の治療状況 | 7か月/治療中 |
争点 | 示談金増額、後遺障害等級認定、素因減額、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 無し |
事故発生状況
Aさんは、車両を運転し、幅の狭い道路を走行中、前方に停車している相手車両があったので、その車両の後方で停車待機していたところ、突然相手車両が後退してきて、逆突されたというものです。その結果、Aさんは、頚椎捻挫などのケガを負いました。
ご相談いただいた背景
Aさんは、保険会社から治療費支払いの打ち切りの連絡を受けました。ご本人による保険会社との交渉に限界を感じたとともに、後遺障害認定を受けるために、ご相談いただきました。
結果
後遺障害は異議申立にて14級を獲得し、その後の相手方保険会社との交渉でも、理不尽な素因減額の主張を退けることができました。その結果、240万円超の賠償金を得られました。
解決のポイント
~医療照会、自賠責保険、異議申立~
後遺障害は、最初の申請では、非該当との結果でしたが、主治医に医療照会を行い、有用な回答を得られましたので、これを根拠に自賠責保険に異議申立を行ったところ、14級が認定されました。
~素因減額~
相手保険会社は、理不尽な素因減額を主張してきたため、「Aさんには、素因減額されるべき理由が全くない」旨を説明しました。また、相手保険会社は、素因減額を主張するだけの根拠は持っていないだろうと考えられましたので、逆にその根拠の提示を求め、素因減額の主張を排斥することに注力しました。
最終的には、相手保険会社の素因減額の主張を退け、素因減額のない金額での和解に至りました。