外貌醜状の後遺障害、減収なしでも示談金1,000万円超を獲得
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ご依頼者様
40代男性
(会社員)
保険会社の提示額
ご依頼後
※保険会社から
提示される前の
ご依頼
提示される前の
ご依頼
1,050
万円
1,050
万
円
円
獲得!
賠償金 | 提示前→1,050万円1,050万円獲得 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級9級 |
症状 | 顔面挫創、眼窩底骨折、股関節挫傷等 |
受傷部位 | 顔、下肢 |
治療期間/受任時の治療状況 | 約6ヶ月間/治療中 |
争点 | 後遺障害等級認定、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 15% |
事故発生状況
交差点内における右直事故(Aさんが二輪車で交差点を直進中、対向の加害車両が右折して衝突)です。
ご相談いただいた背景
事故の規模が大きく、弁護士費用特約の加入もあったためご依頼をいただきました。
結果
後遺障害9級(顔面醜状)獲得。
後遺障害逸失利益については相手保険と争いになりました。顔面醜状のため、労働能力喪失にはあたらないというのが主な反論でした。こちらもAさんから事情を聴取し、仕事の支障や将来的な支障等を書面でもって主張しました(ただし、減収はありませんでした)。
相手保険は、当初は逸失利益ゼロとの考えだったようですが、10%10年であれば応じる姿勢を見せました。慰謝料については9割での回答が併せて来ていたため、ご本人とも相談し、傷害及び後遺障害慰謝料をともに10割として、プラスアルファの額を上乗せすることで相手保険と示談に至りました。
解決のポイント
後遺障害は9級が認められたものの、顔面醜状であったため逸失利益の点が争点になることは想定できました。
裁判例も検討し、できる限りの主張をしましたが、やはり減収が無い上に特段目に見える仕事の支障がなかったために立証は難しい状況でした。
そのため、最後の段階では慰謝料の点で相手方の譲歩を引き出す方向にシフトし、上記結論に至っています。