時効間近で時効主張回避 後遺障害は14級認定 賠償金350万円獲得
[事例16]
ご依頼者様
60代女性
(パート・アルバイト)
保険会社の提示額
ご依頼後
※保険会社から
提示される前の
ご依頼
提示される前の
ご依頼
350
万円
350
万
円
円
獲得!
賠償金 | 提示前→350万円350万円獲得 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級14級 |
症状 | 左脛骨近位外顆骨折、左膝関節拘縮、左脛骨高原骨折 |
受傷部位 | 下肢 |
治療期間/受任時の治療状況 | 1年8か月/治療終了 |
争点 | 後遺障害等級認定、時効回避、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 過失割合10% |
事故発生状況
Aさんは、バイクを運転し走行中、相手車両が路外より進入してきて衝突したもの。その結果、Aさんは、足のスネ骨折などのケガを負いました。
ご相談いただいた背景
Aさんは、事故から3年近く経っていたこと、後遺障害の申請もしていなかったこと、今後どうしたらいいか分からないということで当事務所にご相談いただきました。また、アルバイトの掛け持ちで給与の額が不明であること、在宅の業務もあり、休業期間も不明であることなど、特殊事情もあって、不安を抱えており、ご依頼いただきました。
結果
時効期間経過前にケガの部分を示談することができ、結果としても350万円超の賠償金を獲得できました。
解決のポイント
~時効、休業損害~
時効の心配がありましたので、まず、傷害部分についてのみ急いで示談し、その後、後遺障害の手続をとることで時効の問題を回避する方向で行きました。休業損害については、車椅子を借りていた時期を特定できたので、その期間までを休業期間とし、休業損害は自賠責ベースで行ないました。これだけでも70万円ほどのアップとなり、後遺障害も認定され、結果的には、最初の提示額から200万円以上増額することに成功し、時効の問題もクリアできました。
~時効の中断事由~
相手保険会社が被害者対応しているうちは、仮に事故日から3年経過しても、相手保険会社は時効の主張をしてこないのが通常ですが、被害者側で相手保険会社との連絡などを放置していると、やはり時効の心配は当然でてきます。そういう場合には、時効の中断事由に当たる事実がないかなど模索する必要がでてきます。