主婦休損について逓減方式による算定を行い、賠償金を160万円超増額
[事例284]
ご依頼者様
40代女性
(主婦)
保険会社の提示額
ご依頼後
240
万円
400
万円
160
万
円
円
増額!
賠償金 | 240万円→400万円160万円増額 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級14級 |
症状 | 肋骨骨折、上腕挫傷 |
受傷部位 | 上肢、背骨・体幹骨 |
治療期間/受任時の治療状況 | 約1年間/治療終了 |
争点 | 示談金増額、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 10% |
事故発生状況
Aさんが自転車にて走行中、路外から道路に進入する車両に衝突された事故です。
ご相談いただいた背景
すでに相手保険から賠償金の提示が出ており、その額の適否についてご相談いただきました。
結果
事前認定により認定されている後遺障害等級14級9号に基づき、計算できる適切な賠償額での解決となりました。
特に、休業損害は当初の相手方保険会社の提示から100万円以上増額して解決することができました。
解決のポイント
主婦の休業損害に関し、相手保険からの提案は自賠責基準程度の低い金額でした。
当初は、主婦休損を機械的に計算し請求しましたが、これについて損保は否認をしてきました。そこで、逓減方式を用いて計算し、妥当な金額の対案を提示して交渉する方針としました。これにより適切妥当な金額まで引き上げることができました。
さらに、当初の相手保険の提示の中で、後遺障害逸失利益につきましてはまずまずの金額でした。
しかし、後遺症慰謝料だけ見ますと「40万円」とまだまだ妥当な額とは乖離がありました。交渉の結果、これは裁判所基準の9割超である100万円まで引き上げることができました。
上記の結果、当初の提示額よりも増額部分だけで160万円を超える解決に成功しました。