難聴で12級認定の主婦、1000万円の賠償金を獲得
[事例258]
ご依頼者様
30代女性
(主婦)
保険会社の提示額
ご依頼後
※保険会社から
提示される前の
ご依頼
提示される前の
ご依頼
1,000
万円
1,000
万
円
円
獲得!
賠償金 | 提示前→1,000万円1,000万円獲得 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級12級 |
症状 | 側頭骨骨折、外傷性内耳障害等 |
受傷部位 | 頭部(脳)、顔 |
治療期間/受任時の治療状況 | 約1年2ヶ月間/治療終了 |
争点 | 示談金増額、示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 10% |
事故発生状況
Aさんが自転車にて直進していたところ、左側路外から前方不注意のトラックが右折進入して来て、Aさんに衝突した事故。
ご相談いただいた背景
Aさんご自身で保険会社と話をしながら治療を終了し、後遺障害12級の認定をうけていましたが、最終的な賠償金の交渉を開始するに際し、「交渉を弁護士に依頼したい」とのことで当事務所に相談に来所されました。
結果
傷害慰謝料・後遺障害慰謝料を弁護士基準のほぼ満額、逸失利益については労働能力喪失率10%で定年までを獲得でき、総額1,000万円を獲得することができました。
解決のポイント
最大の争点は逸失利益でした。Aさんはパート主婦であり、後遺障害は難聴による12級でしたが、保険会社の主張は難聴による影響は限定的であるとし、労働能力喪失率は5%にとどまる、との主張でした。
確かに過去の裁判例では、難聴の場合その労働能力喪失を限定的にみるものも多くあったことから、14%を強く主張し続けることは困難と考え、現在の生活や主婦労働への影響を細かく提示し、間をとる形で10%を認めさせることに成功しました。
併せて、傷害慰謝料と後遺障害慰謝料もほぼ裁判所基準の満額を認めさせることができました。