保険会社の治療費打ち切り判断を覆し期間延長に成功
[事例141]
ご依頼者様
40代男性
(会社員)
保険会社の提示額
ご依頼後
※保険会社から
提示される前の
ご依頼
提示される前の
ご依頼
280
万円
280
万
円
円
獲得!
賠償金 | 提示前→280万円280万円獲得 |
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後遺障害等級 | 後遺障害等級14級 |
症状 | 外傷性頭頚部症候群、第5腰椎左下関節突起骨折 |
受傷部位 | むち打ち、背骨・体幹骨 |
治療期間/受任時の治療状況 | 約8か月間/治療中 |
争点 | 示談金増額、後遺障害等級認定、治療費打ち切り、 示談交渉 |
解決方法 | 示談交渉 |
過失割合 | 20% |
事故発生状況
Aさんが車を運転し信号機のない交差点に直進で進入したところ、左方から直進してきた加害車両と衝突した。
ご相談いただいた背景
事故から約4か月経過した時点で、Aさんは相手方保険会社から症状固定の打診をされました。しかし、まだ痛みがあり通院したいとのことでご相談いただきました。
結果
治療期間の延長に成功し、後遺障害14級9号を獲得。賠償金は280万円超で解決。
解決のポイント
相手方保険会社から近日中に症状固定の打診をされている段階でご相談いただきました。Aさんは治療継続希望であったため、一括対応の継続交渉からスタートしました。
Aさんは事故当初から主治医にしびれの症状があることを伝えていましたが、通院していた整形外科にMRIがなかったため、事故後MRIを撮っていませんでした。そこで、Aさんから主治医に相談してもらい、別の病院でMRIを撮ってもらったところ、ヘルニアがあることがわかり、主治医から「まだ治療が必要であり症状固定は先である」との見解を得ることができました。
MRIの結果を相手損保に伝え、主治医に医療照会してほしい旨掛け合ったところ、相手損保の方で医療照会を行うことになり、その結果、一括対応の期間を当初症状固定の打診があった時期から3か月ほど延長させることができました。
治療終了後、被害者請求により後遺障害等級申請をしたところ、14級9号が認定されました。
示談の際の争点は、休業損害、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、逸失利益で、休業損害については当方が多少譲歩することになりましたが、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、逸失利益については請求通りの金額で示談を成立させることができました。